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インフルエンザの点鼻薬の日本での発売計画

毎年、冬になるとインフルエンザの流行が、起きます。
今まではワクチン注射で予防を行ってきました。
最近では点鼻薬が開発され、日本での保険診療で処方される見通しがついてきました。
インフルエンザの点鼻薬は、アメリカで開発され、2003年に承認されました。
ヨーロッパでも承認されています。
2~5才の小児の場合は80~90%の有効率が報告されています。
日本では第一三共製薬株式会社が厚生労働省に申請中であり、計画では発売は2017年になりそうです。
この点鼻薬の名前はフルミストといい、今は健康保険適用外で処方することも可能です。
以前は受験生など、どうしてもインフルエンザに罹患したくない子供たちに自費で処方されていました。
点鼻であるため、注射が嫌いな子供たちに朗報です。
フルミストは生ワクチン(ウイルスの毒性を弱めたもの)です。
つまり弱いながらも、ウイルスは生きておりこれにより抗体を獲得するわけです。
フルミストは4種類のインフルエンザワクチン株を含んでいますので、流行の型によりワクチンが利かないというリスクを下げることができます。
注射型のワクチンでは有効期間は4カ月ほどだと言われていますが、このフルミストは約1年の有効期間があります。
インフルエンザの流行前に処方してもらうと次のシーズンまで、効果が持続すると考えられています。
副作用は弱いながらもインフルエンザに感染している訳ですから接種後の数日間は軽い風邪症状が見られます。
重篤な場合は悪心・嘔気、めまい、意識障害、全身皮膚炎が見られる場合があります。
また、2歳未満・50歳以上の高齢者、心臓病・糖尿病・呼吸器病・喘息・肝臓病など慢性の病気や免疫不全の患者さんは接種できません。

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